脱酸システムのご紹介

ビュッケブルク方式脱酸マシン C900 
今回ご紹介するのは、ドイツ、ネーシェン社の開発したコンパクトタイプの脱酸機です。

マシンは小型のため(長さ3m、幅1m、高さ1.5m)作業をおこなう場所に運び込み組み立てて利用できます。作業場所には排水施設と電源が必要となります。

このC900での作業は一人でできます。一時間にA4サイズの紙を400枚処理できます。ただし、時間当たりの処理枚数は紙の厚さにより多少の変動が出ます。また、新聞、設計図、地図等の大型サイズの資料を処理できるように作業台(挿入口)の幅が90cmとなっています。A4サイズの資料が4枚ずつ処理できます。作業台の高さは1.3mとなっています。

処理する紙資料は2つの金属スクリーンの間に置かれて処理槽を通過します。約3分半、槽中につかっています。この間、定着(※1)、脱酸、リサイジング(※2)がおこなわれます
槽を通過後、湿った資料は、ブラシを使った搬送過程を経てフェルト製のベルトの上に乗せられ乾燥室に送り込まれます。ベルトに乗せられた資料は、約50℃の乾燥室を通過します。乾燥時間は約4分間です。乾燥過程が終わった資料はそのまますぐ利用することも可能です。

注意
酸化亜鉛塗工紙を使ったコピーは処理できません。酸化亜鉛のコートがアルカリ性の液体.に反応するからです。作業前に選別して取り除いてください。同様に、写真についても作業からはずしてください。

リグニン含有量の多い紙は、他の脱酸方法と同様、変色する可能性があります。極めて脆くなったものや断片化したものは機械に掛けないでください。しかし、同じ溶液を使い手作業で脱酸することは可能です。

処理後、紙繊維が膨張し紙の厚さが3~5%増加します。熱プレス機を使い紙を薄くし、また紙のしわを伸ばすことをお勧めします。黴を含んだ紙については、黴が槽に侵入するのを避けるために機械での処理前に黴を除去してください。


※1 定着... 資料上のスタンプ、インクが滲み出さないようにするための処理
※2 リサイジング... メチルセルロースによる紙の強化


詳細につきましては資料をご請求ください。

脱酸システムについてのお問合せ先 
商品営業課

TEL:03-3269-0491 / FAX:03-3269-4209


Copyright(C) フィルムルックス株式会社. All rights reserved.